ファソラの海外ドラマ 映画パラダイス

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「名探偵ポアロ」について面白くお届けっ!

こんにちは、ファソラです。

今回は、テレビドラマ「名探偵ポアロ」1989年から2013年まで制作、

に、ついて書きたいと思います。

 

ポアロ

エルキュール ポアロ

有名ですよね。

私立探偵。

原作は、アガサ クリスティーさんです。

うーわっ、ほんと、懐かしいっ!

大好きっ!

昔は本でいっぱい読みました。

マープルとかね。大好き!

いまでも、いえ、これからも、きっと、クリスティーの作品は、世界中で、

たくさん、映画やドラマ、舞台なんかで見たりするんでしょうね。

ファソラ的には、ポアロやマープルは当然大好きですが、短編も好きでした。

殺人事件とかは、起きないんですが、夫婦の関係で悩んでいる奥さんの話とか、

政界や、貴族社会のスキャンダルとかの話なんかは、読んでいて、

ああ、このクリスティーさんは天才だーっって思ったのを覚えています。

そして誰もいなくなった」って作品もたくさん作られていて、

私も読んだり、何作も見たりしました。

当然、当たり前ですが、犯人は分かってる。

でも、新しい作品が出来た〜!って聞いたりすれば、

え?どれどれ?って、つい、見ちゃうんですよ。

困ったものです(笑)

で、このテレビドラマ「名探偵ポアロ」なんですが、

主役のポアロをなさっているのは、デビッド スーシェさん。

ポアロの役は、多くの俳優さん達が演じていらっしゃいますが、

ファソラ的には、このデビッド スーシェさんが一番イメージに近い人です。

小説の中でも、ポアロに関して、口髭だとか(ポアロにとって一番大事?)体型だとか、

頭の形なんていうのもありました。

だから、最初、スーシェさん見た時は、

「ああ、この人!ポアロだ!」

って思っちゃいました。

イメージとピッタリ!

で、他にも、レギュラー陣として、ヘイスティングス大尉や、ジャップ警部

そして、ミス レモンがいて、一段と面白くさせてくれました。

 

有名な作品として、

ABC殺人事件」や、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」とかって、

いっぱいありますが、私が、その中でも、見終わった後、考えさせられたのは、

オリエント急行殺人事件」でした。

ポアロは、犯人達を追い詰め、警察に突き出すと宣言したにも関わらず、

最後の最後で、犯人達を捕まえないという判断に至るんです。

何故なんでしょう?

ポアロにとって、非常に苦しい決断だったのが、よく分かります。

スーシェさんの、凄まじい形相というか、素晴らしい演技が、

見た後に、何かを考えさせられるんです。

そんな「オリエント急行殺人事件」を見てから、

最後の作品となる「カーテン」を見ると、ポアロの悲しいまでも、

辛い気持ちが伝わってきます。

殺人を、人を殺すという犯人を決して許さないという信念があったにも関わらず、

その犯罪をポアロがしてしまうんです。

いや、しないといけないという所まで、ポアロが追い込まれてしまうんです。

ポアロが亡くなった後、ヘイスティングス大尉に、全ての真相が書かれた手紙が着くわけです。

昔、本で読んだ「カーテン」ですが、

その時は、ポアロが死んじゃったって、単純に悲しく、寂しかったのを思い出します。

 

で、そんな落ち込んでしまう話だけではなく、

ちょっと、ウフって笑える?シーンがあるのは、

ポアロのクリスマス」って作品です。

その中で、ポアロは、ジャップ警部から、クリスマスプレゼントを貰うんですが、

その中身は、手編みの手袋なんです。

それを見た時のポアロの、ちょっと驚いたような、困ったような顔は、

笑えました。

 

全般を通して、このテレビドラマで、ポアロが解いていく推理の面白さと、

ポアロの、厳しいけれど、ユーモラスな優しさや愛、

そして、人間の弱さや、脆さなどが、よく描かれていると思います。

 

最後まで読んで頂き有難うございました!