ドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」を面白くお届けっ!
こんにちは、ファソラです。
今回は、フランスで2019年から製作されたドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」に
ついて書きたいと思います!
犯罪資料局で働いているアストリッド役をなさっているのは、サラ・モーテンセンさん。
そして、警視ラファエル役は、ローラ・ドヴェールさんが演じていらっしゃいます。
アストリッドは自閉症で、人と接するのが苦手。
でも、彼女には天才的な閃きや観察眼があって、それが事件を紐解く鍵となっていきます。
そんなアストリッドの特異な才能を見出して、一緒に捜査をしていくのがラファエルなんです。
2人の友情が育まれていく過程を観るのは楽しいです。
アストリッド役のサラ・モーテンセンさんの自然な演技は素晴らしい。
大きな瞳(マジで、大きい)を見開いて、キョロキョロと瞳を動かしている様は、
可愛い!
パズルが大好きという設定で、色々なパズルがドラマで紹介されます。
にしても、いろんなパズルがあるんですね〜。
因みに、アストリッドの部屋は、部屋中にパズルが置いてありますが、
ファソラが気になったのは本棚。
こう、何というか、本が背の高さ順に並べてあったんですが、
これも、本の題名とかで言葉遊びとなり、パズルの様になってたら面白いだろなって勝手に想像してしまいました。(笑)
主人公は勿論アストリッドとラファエルですが、ファソラ一が良いな〜!って目を付けたのは、
ウイリアム!
そのウイリアムがキラリと光る話は、シーズン1の8話目です。
その彼のお兄さんポールが亡くなったというところから事件は始まります。
お兄さんは亡くなったのに、何と!死体が立ち上がって1人で歩いて突然の失踪!
わー!
幽霊話だー!
やったー!(喜ぶファソラ)意味不明・・・。
ま、
もちろん、
幽霊話ではなく、ただ単に生き返ったという結末なんですが。(微妙に残念がるファソラ)
ウイリアムにとってはお兄さんは非常に大事な存在で、亡くなったと聞いて悲しみ、
遺体がいなくなったと聞いて驚き、死んだと思ってたお兄さんが彼の前に現れた時は、
悲鳴!
「うわうわうわっ!」
まあ、そうでしょうね・・・。(大変だよね、ウイリアム・・・)
笑えたのは、お兄さんが現れて、まだ、どこか生きている事が信じられないウイリアムが、お兄さんの体を
指で触って確かめようとするシーン。
「ホ、ホントに、幽霊・・・、じゃない???」
っていう、ウイリアムの心の声が聞こえてきそうでした。(笑)
アストリッドとウイリアムが、一緒に探し物をしているシーンがありますが、
なんか、とっても良い感じなんです。
ふんわりしてて、それでいて一生懸命さが伝わってきて、ウイリアムの、どうしよう、どうしようって慌てふためくとこも
面白いです。
いつか、このドラマのスピンオフで、ドラマ「ウイリアムの事件簿!」みたいなのが出来たら良いなって
思っちゃいました!
そして最後に、ウイリアムは一度も会ったことのない恋人に会うんです。
初めて会った恋人。
嬉しそうにウイリアムは言います。
「彼女は美しい」
なんて良い言葉なんでしょう。
心の綺麗なウイリアムが、とても良く表現されたセリフです。
「ウイリアムの事件簿」では、その恋人も出演が決定するでしょう!(祈念!)
ウイリアムが自閉症の仲間にお兄さんの死の悲しみの話をするシーンがあります。
アストリッドは、その時、自分の父親の死の話をします。
その時泣かなかったアストリッドに周りが驚いていたと。
するとウイリアムは言います。
「異邦人のように、僕たちの反応は時々誤解されてしまう」
辛い言葉です。
悲しい言葉です。
アストリッドの目から大粒の涙が溢れていたのを観て、心が痛みました。
心が傷つき、心から血が流れている。
そして、心の中で大声で叫んで泣いている。
たとえ、誰にも理解されず、誰にも聞こえなくても。
赤い椅子に仲間たちが座り、輪になっている場面では、
その真ん中にライトが当たっています。
何だかとても不思議で印象的なシーンです。
笑えるシーンや派手なアクションもありませんが、
お時間があったら是非観てみたらいかがかと思います!
最後まで読んで頂き有難うございました!